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2024/03/08 多層構造という技術。

おはようございます。

 

最近、新聞で気になったニュースに

 

日本から輸出する商品のパッケージ問題。

 

ヨーロッパでは商品個々のパッケージにも規制があるそうです。

 

例えば日本酒。

 

この瓶の企画とヨーロッパのワインの瓶。

 

これが違うために規制される。

 

なんてことがあるそうです。

 

一応、日本酒の瓶は規制から外れそうです。

 

それ以外にもこのようなものがる。

 

輸出用に真空パックした肉や魚。

 

このパックしたビニールが規制の対象になる。

 

「え?」

 

「コストコで見る肉も真空パックしてあるのになぜ?」

 

と思いますが実はこんな違いがある。

 

日本のビニール技術が優れているおかげで

 

「多層フィルム」

 

になっている。

 

真空でも空気が全く入らない機能をアップさせるために

 

複数の素材を重ねてフィルムを作っている。

 

なので長時間でも真空が保てる。

 

その多層構造が問題だそうです。

 

多層にすることでフィルムのリサイクルができない。

 

それが規制の理由。

 

高機能が認められない。

 

それだけ今はリサイクル優先の時代なんですね。

 

クリーニング業界で普及しているこのフィルム。

 

実はこれも日本の技術。

 

薄いのに破れにくい。

 

そこには多層構造が使われています。

 

このような多層構造や複数のプラスチックも同時にリサイクル。

 

そんな技術が日本から生まれれば世界の環境を救えるのでしょうね。

 

 

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