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2023/07/06 黒の歴史を感じます。
おはようございます。
MCSの決算は8月末です。
今期の結果も大事ですが来期に向けてどんな経営をするのか?
ただいま、頭絞ってます。
中小企業家同友会では
会社の経営
このサポートにメリットがあります。
これを利用しないのは勿体無い。
そして経営にとってどれだけ重要か。
再認識しています。
特に未来のビジョンを書き出す。
これ大事です。
でも未来がどうなっているか?
その情報がないと未来は描けない。
その情報の一つが新聞。
といっても今ハマっている連載は
「黒のモード」
絵画に描かれた黒の服飾を時代背景から考察したシリーズです。
女性物の服飾を販売してるお店。
そのテーブルにはリボンや生地が見える。
店員は2名。
それぞれ黒のドレス。
そんなお店の店内を覗き込む男性。
お店の商品と不釣り合いな男性です。
実はこの当時、近代都市パリの開放性は
娼家に囲っていた女性を街中に広げ、
疑似恋愛を楽しむ風潮を産んだ。
そんなことを知ることができる絵画だそうです。
そして黒にはこんな理由もあったそうです。
「汚れが目立たない。」
当時黒は労働者の色だったそうです。
女性が社会に出るようになって黒いドレス。
これは働く女性の色でもあったんですね。
今は黒の衣類=フォーマルな色
という感じが強いです。
実はこの黒って単色じゃない。
黒を作るには様々な色の配合で成り立っています。
微妙な配合の差が見た目の違いになる。
赤
青
黄
この3色が絡み合って黒を作っています。
ということは微妙にどれかの色が抜けても黒が変わって見える。
それが黒です。
フォーマルな黒ほど繊細です。
この手入れは家庭の洗濯ではできません。
ドライクリーニングでは本来の色をできるだけ残すことができます。
(もちろん万能ではないです。)
そういえばクローゼットに礼服入れたままだった。
なんて方は今のうちにクリーニングでメンテナンスですよ。