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2023/06/24 界面活性剤の利用方法。

おはようございます。

 

蒸し暑くなってくるとこれが活躍します。

 

蚊取り線香

 

まさに蚊を忌避してくれます。

 

ではなぜ蚊取り線香が蚊を寄せ付けないのか?

 

この線香にはピレスロイド系の殺虫や忌避効果を利用しているそうです。

 

こんな効果があるんですね。

 

蚊は虫刺されだけじゃなく

 

病気の感染原因にもなってます。

 

そのような地域には

 

蚊を寄せ付けない。

 

対策として蚊取り線香は有効な手段でした。

 

なぜ過去形なのか?

 

それは最近、蚊の中に

 

「ピレスロイドに対抗性がある。」

 

そんな蚊が出現しているそうです。

 

なので従来の虫除け方法が使えない。

 

そんな中で花王が蚊の対策を研究したそうです。

 

ところで入浴中に蚊が飛んできた。

 

その時にシャワーで濡らしてみる。

 

なんてことしたことありますか?

 

これが全く効果を出さない。

 

「蚊ってすごい反射神経だな。」

 

「シャワーの水滴を避けて飛来するんだ。」

 

なんて思ってました。

 

避けてるんじゃないんですね。

 

蚊の羽には超強力な撥水加工が施されているそうです。

 

なのでシャワーの水なんて関係ない。

 

弾き飛ばしているそうです。

 

そこで花王が考えた方法は

 

羽の撥水効果をなくしてしまう。

 

そうすると羽は水を染み込ませて飛べなくなる。

 

そこで考えたのが洗剤メーカーの特権

 

界面活性剤

 

表面張力が極めて少ない活性剤を水で希釈して蚊に噴霧する。

 

見事に蚊は飛蚊できなくなり活性剤が蚊の呼吸器まで塞ぐことで殺虫する。

 

と言う技術を開発したそうです。

 

何かと悪者扱いの界面活性剤ですが

 

様々な有効活用方法があるんですね。

 

これから蚊が飛蚊する時期。

 

もしかしたらミストを店前に噴霧。

 

これが蚊よけ対策になっているかもしれないですね。

 

 

 

 

 

蚊の羽ってすごい撥水能力があるんですね。

 

これ研究して商品作らないかな。

 

 

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