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2023/01/13 パットはいつ交換しますか?

おはようございます。

 

衣類を作る。

 

その生地で実はかなり環境に影響が出る作業があります。

 

それは

 

「生地を染める。」

 

この工程では

 

大量の染料と大量の水を消費する。

 

この排水が環境に影響する。

 

と言われています。

 

なので染色メーカーは

 

水を少なく染める。

 

環境に優しい染料を開発する。

 

といった技術開発をしています。

 

その中でこんな染色方法で水を使わない。

 

という染色をしている学生服のトンボの取り組みが新聞に出ていました。

 

その染色方法が

 

「昇華転写プリント」

 

という技術。

 

これは専用紙に染料を吹き付け

生地を重ねてプレス機で熱をかける。

 

熱で染料は気化し生地に染料が移る。

 

という仕組み。

 

加工時の水も余分な染料を洗い流す水も不要。

 

という技術。

 

ただこれをメンテナンスするクリーニングでは

 

染料の昇華

 

この対策が必要です。

 

昇華によって染色された生地は

 

熱で染色が気体になる。

 

なのでこれで染色された服はプレス仕上げ厳禁です。

 

これから環境問題に注目される企業は

 

「この方法で染色すれば環境に優しい。」

 

という理由で採用が増えるかも。

 

プレス仕上げ

 

ローラー仕上げ

 

といった仕上げ工程では注意が必要です。

 

 

 

 

ところでプレス機で仕上げる。

 

この機械には

 

パット

 

カバー

 

が必ずついています。

 

これは消耗品です。

 

定期的な交換が必要です。

 

交換の目安としては

 

2万枚

 

ぐらいのプレス回数が一応の目安。

 

中には

 

「触って硬さを感じたら交換」

 

という目安の方もいます。

 

1番最適な交換目安は

 

「乾きの速さ。」

 

乾きが悪くなると

 

パットの通気性が悪くなって乾かなくなる。

 

プレス作業が終わって

 

カバーが濡れた様子がある。

 

このような時は交換です。

 

MCSでは機械の大きさに合わせたパットも自在にカットして提供します。

 

(難しい形状はメーカーに依頼します。)

 

こまめに交換して

 

生産性をアップ。

 

プレス作業はこれで早くなりますよ。

 

 

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