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2022/12/20 熱は捨ててますか?

おはようございます。

 

今日も寒い。

 

手の動きも鈍ってます。

 

でも毎朝のブログ更新は休めない。

 

パソコンに向かって手をつける。

 

ここからさらに熱を奪われます。

 

本体のアルミ。

 

ますます手が動きません。

 

アルミって本当に熱伝導が優れていること体で実感でしています。

 

逆に熱を中々伝導しない物。

 

色々ありますが水もその一つ。

 

なので水の温度を上げる。

 

これにはエネルギーが多く使われます。

 

クリーニングでは

 

水温

 

これが洗浄において大事な役割をしています。

 

洗浄の効果を出す。

 

除菌殺菌の効果を出す。

 

それぞれの目的に応じて洗浄温度を使い分ける。

 

そんな工夫をいています。

 

特に冬になると

 

常温

 

この水温が低い。

 

低い状態から指定の水温まで上昇させる。

 

このエネルギーは夏より多くなる。

 

省エネの時代にこれはもったいない。

 

なので洗浄前の水を温める。

 

その温めるエネルギーをクリーニング工場で廃棄している熱で再利用する。

 

そんな取り組みが出てきました。

 

廃棄している熱が再利用できる。

 

節約と省エネの一石二鳥。

 

のはずが

 

洗浄力が落ちた。

 

汚れが落ちにくくなった。

 

という事例が出ています。

 

実は洗浄中の加熱時間。

 

これも洗浄に役立っていたんです。

 

常温から指定の温度まで蒸気などの熱で上昇させる。

 

この間に

 

洗浄剤

 

酵素剤

 

漂白剤

 

それぞれが投入される。

 

低温でもまれる間に洗浄剤が汚れを抱き込む。

 

酵素剤が汚れを分解する。

 

漂白剤は効果を発揮しないことで

 

タンパク質などの硬化をさせない。

 

そこから指定の水温になると

 

酵素は効果を無くす。

 

その代わりに分解されたタンパク質は洗浄剤で分解。

 

漂白剤で白度を出す。

 

そんな変化をこの水温上昇の間にやってたんです。

 

クリーニングにおいて水の熱交換などで

 

温水を利用する。

 

その場合には

 

洗浄レシピの見直し。

 

これは必ず行ってくださいね。

 

ただ、一般のホームクリーニングでは

 

廃棄熱による温水。

 

これは利用水量の関係から難しい場合があります。

 

まずは相談ください。

Before
その消毒は効果がない。
効果を発揮する温度。
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