クリーニング資材・機械販売、衛生管理洗剤・感染症対策商品、資材販売なら|(株)エムシーエス

先頭に戻る

BLOG

2021/05/19 人がカウントしてないですか?

おはようございます。

 

今月のMCS通信も書き終えました。

 

今回はブログでも話題になった

 

「こんな機能の物買ってしまったシリーズ。」

 

こんなセンサーや光が今やこんな値段で買える。

 

便利ですね。

 

こんな便利な道具があるのに使いこなしていない。

 

これクリーニングだけの問題じゃないようです。

 

今日の日経にこんな事例がありました。

 

「旭鉄工のIOT」

 

こちらのタイ工場での出来事で

 

現場の問題を可視化するために

 

1時間ごとの生産量をボードで手書きで記録することになっている。

 

ところがボードを見ても何も書かれていない。

 

しばらくすると1人の女性が決まり悪そうに書きにきていた。

 

「こんな数字は当てにならない。」

 

注意しても負担が増すだけ。

 

「これはシステム化しないと改善できない。」

 

と考えてIOT化に取り組んだそうです。

 

クリーニング工場でも

 

洗濯やドライ機の横に

 

「1日の稼働回数」

 

を記入する紙が貼ってあったり

 

仕上げ機の横にカウンターを設置。

 

作業者が仕上げるごとにカウント。

 

その数字を記録する。

 

なんてよく見ます。

 

でもその記録がどれだけ生かされているか?

 

正確か?

 

認識できない。

 

「それに色々計測しないと改善できない。」

 

と思いがちです。

 

ましてやこう言った大手の企業ならもっと複雑な測定をしているはず。

 

と思いきやこちらではこれだけを計測しているそうです。

 

「生産個数」

 

「サイクルタイム」

 

「設備停止時間」

 

の3つだけ。

 

これをセンサーで測定しているそうです。

 

クリーニングでも生産工数をデジタル化するなら

 

仕上がった衣類をハンガーにかける

 

その時にハンガーをセンサーに通過させる。

 

これでカウントする。

 

これで工場の生産数量が瞬時に把握できます。

 

人の力が必要なクリーニング工場は

 

生産性を上げる要素が一杯ある。

 

まだまだ利益を出すヒントがありますよ。

 

 

 

Before
どれだけ対策しても足りない。
写真よりも伝わるチラシ。
Next