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BLOG

2021/01/27 湿度を測るだけじゃない。

おはようございます。

 

クリーニングに持ち込まれる衣類は

 

「どんな染色をしているか?」

 

「どんな部材でできているのか?」

 

一応洗濯表示には書かれていますが

 

「詳細はわからない。」

 

洗ってみないとわからない。

 

「まずはドライクリーニングすれば安全。」

 

とも言い切れないです。

 

衣類の素材や染色によっては

 

ドライクリーニングの溶剤で

 

色が抜ける。

 

変形する。

 

なんてこともあります。

 

それにドライクリーニングの状態でもその結果が違うことも。

 

それは溶剤中の水分や温度。

 

これにも影響されます。

 

「ドライしたのに縮んだ。」

 

そんなトラブルの相談時には

 

「溶剤中の水分はどうですか?」

 

とか

 

「溶剤中の水分やソープの濃度はどうですか?」

 

なんて質問をすると

 

「測ってない。」

 

という答えが多いです。

 

温度は安全管理の面もあって

 

「温度計を設置。」

 

そんな機器が多いですが

 

「湿度を測定。」

 

を常時行っている機器はないです。

 

また、洗剤メーカーや資材を販売する業者に

 

「溶剤中の水分を測定してほしい。」

 

と依頼すると

 

「溶剤中に混合されている水。」

 

を測定します。

 

これを業界では

 

絶対湿度

 

と言います。

 

これは溶剤中に含まれるソープの機能とは関係なく

 

溶剤中に入っている水。

 

これを測定します。

 

これに対して

 

相対湿度

 

という見方があります。

 

これはソープが溶解された溶剤がどれだけ水を含ませているか?

 

を測定する方法。

 

これを簡易的に測定する方法として

 

溶剤雰囲気中の湿度を測る。

 

これで目安になります。

 

これ一般的な湿度計で測定できます。

 

そして最近はこんなものがあります。

 

これが湿度計です。

 

このワイヤーの先をドライ機に設置。

 

そのデータはなんと

 

bluetoothで送信です。

 

これならデーターの保存も簡単。

 

使い方によっては

 

乾燥機の温度管理。

 

機械の使用回数。

 

そんな使い方もできそうです。

 

ところでこんな機器を使って何をするのか?

 

それはもちろん

 

ドライクリーニングの洗浄力向上実験。

 

それに使います。

 

 

 

 

Before
外から帰ると即服を脱ぐ。
ペットを飼ったらこれも必要です。
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