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BLOG

2022/03/03 いよいよ4月からこれが始まります。

おはようございます。

 

中々、県外まで移動出来ない時ですが

 

メーカーの営業はじっと待機。

 

は難しいです。

 

昨日はハンガーメーカーのマルソー産業さんが来社。

 

もちろん話題は

 

「プラスチックに係る資源循環の促進等の法律。」

 

いよいよ4月からこれが始まります。

 

「クリーニングではどんな対策が必要なの?」

 

「何を使えばいいの?」

 

色々疑問がありますが

 

1番明確なことはこれにあります。

 

コンビニのスプーンとハンガーの違い。

 

同じプラスチックでも違いがあります。

 

見た目には同じプラ。

 

でもこれが違う。

 

それは原料。

 

コンビニのスプーンは

 

石油から作ったPP。

 

いわゆるバージンプラ。

 

これをほぼ100%使用している。

 

それに対して

 

ハンガーは100%再生プラから作っている。

 

これが大きく違います。

 

実はコンビニのスプーンも

 

再生やバイオ由来のプラを使いたい。

 

でもコストが合わない。

 

品質が安定しない。

 

だから使えない。

 

しかし、マルソーのハンガーは

 

再生プラでも十分、安定した品質のハンガーが作れる。

 

長い間の原料メーカーとの付き合いが

 

「高品質で安定したハンガーを作れる。」

 

そんな話を聞くことができました。

 

まあこの内容は以前ブログでも書いたことです。

 

復習となります。

 

その中でもう一つ学んだことがあります。

 

それは

 

「クリーニングの包装について。」

 

クリーニングで綺麗になった衣類は

 

ビニールのカバーをかけて帰ってくる。

 

環境省や経済産業省から見ると

 

「プラスチックの無駄。」

 

「削減できるはず。」

 

「複数点まとめて包装できるのでは。」

 

「無包装でもいいのでは。」

 

なんて意見も出たようです。

 

それに対してクリーニングの監督機関である

 

厚生労働省から

 

「ちょっと待った!」

 

それはクリーニングに関する法律から

 

クリーニングで綺麗になった衣類は

 

「外部から直接触れない包装。」

 

が必要なこと。

 

それともう一つが

 

「お渡し時には1点ずつお客様と確認すること。」

 

が必要だそうです。

 

なので透明なカバーで1点が確認できる。

 

これが大事。

 

無包装は論外。

 

複数点のまとめ梱包も

 

「お渡し時での確認が難しい。」

 

となったそうです。

 

「昔の法律が煩わしい。」

 

と言われるクリーニングの行法。

 

今回だけはこれが助けてくれた。

 

そんな事例でした。

 

クリーニングは案外

 

プラスチック削減の優等生だったようです。

 

 

 

 

 

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