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2021/04/20 こんな事で事故を起こす前に。

おはようございます。

 

手洗いする頻度が増えた。

 

何かする前には必ずアルコール消毒。

 

衣類の洗濯には除菌効果の高い薬品を追加する。

 

この1年でこんな習慣がついた方が多いのでは。

 

クリーニングでの洗浄では

 

漂白剤としてこれを使う。

 

過酸化水素

 

という薬品です。

 

一般的には

 

オキシドール

 

という商品名の消毒薬として販売されています。

 

他にも

 

ワイドハイター

 

これの液体の主成分がこの過酸化水素になります。

 

オキシドールに含まれる過酸化水素の濃度は

 

3%前後

 

それに対して業務用の過酸化水素は

 

35%

 

10倍上の有効成分が入っています。

 

クリーニングでは主にこれを使って

 

漂白効果を上げる。

 

が主な目的ですが最近では

 

除菌効果

 

これも期待しています。

 

シーツや白衣を大量に洗うクリーニング工場では

 

過酸化水素を大量に使う。

 

さらにこれを洗濯機に投入する際には

 

自動で投入させる。

 

そんな機器を使ってます。

 

自動で投入といっても作業者が全くこれを触らない。

 

という事はないです。

 

容器に入った薬品を専用の容器に移し替える。

 

そんな作業が必要です。

 

その際にこんな注意が必要なことを

 

「技術のゲンブ」

 

業務用洗剤専門メーカーのゲンブが発信しています。

 

それがこんな場面。

 

過酸化水素を容器に移し替える作業をしていると

 

作業中に液体を床にこぼしてしまった。

 

それをタオルで拭き取る。

 

拭き取ったタオルをそのままゴミ箱に。

 

そのゴミ箱に今度は洗剤をこぼしてしまった。

 

とか

 

洗剤を拭き取った雑巾を同じゴミ箱に。

 

その中で

 

過酸化水素と洗剤が強力に反応する。

 

発熱しさらに火災となる。

 

そんな事故が起きます。

 

特に大きな工場では

 

廃棄予定のタオルが大量にある。

 

使い捨てしやすい環境です。

 

でも薬品や洗剤を拭き取った後は

 

いったん水で濯いで廃棄する。

 

これを徹底してください。

 

 

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今年はニットのキャンペーンがお勧めです。
代々引き継がれていく。
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