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2024/01/25 ヒヤリハットで対策してますか。

おはようございます。

 

全国的に雪のニュースで始まった今朝です。

 

特にニュースになるのは都心部での積雪。

 

駅の階段や歩道が凍結。

 

そこに歩行者が通ると滑って転ぶ。

 

そんなシーンが流れます。

 

さらに高齢者などが転倒で重症。

 

なんてニュースも。

 

運動能力の高い方でも予期せぬ出来事で大怪我をする。

 

この滑るって事故は危険です。

 

このニュースと似たような現象がクリーニング工場でも発生している。

 

それが今月号の技術情報に掲載されていました。

 

「クリーニング業における従事環境の問題点と改善の進め方」

 

と言う特集です。

 

労働災害についてこんな数値で指数化されるそうです。

 

災害発生の多さを示す度数率

 

災害の程度を示す強度率

 

この2つの数値で災害の現状を見ることでできます。

 

2022年の調査では産業全体で

 

度数率は2.06

 

強度率は0.09

 

に対してクリーニング業は

 

度数率は5.18

 

強度率は0.1

 

度数率、強度率ともに平均を超えています。

 

特に度数率が5を超えているのは全産業116の中でクリーニング以外では4つ。

 

と言うことはクリーニングが労働災害が多い産業ともいえます。

 

特に多い事故は

 

転倒

 

だそうです。

 

おそらく労災として扱っていない物を含めるともっと多いのではないでしょうか。

 

実はこういった事故の原因には色々な要素が隠れているそうです。

 

ハインリッヒの法則というものがあり

 

1件の重大事故の裏には29件の軽微な事故と

300件の怪我に至らない事故がある。

 

この300件のヒヤッとした現象を起きなくさせる。

 

これが現場の安全改善につながるそうです。

 

例えば洗濯機の周辺では

 

洗剤が床に溢れている。

 

洗剤のストック場所で洗剤が漏れている。

 

水洗いした時に衣類から水が床に落ちている。

 

これらは滑る原因になります。

 

スリックなどで頭の警戒をしていると

 

床に段差がある。

 

これも転倒の原因です。

 

では同様な対策がありますか?

 

洗濯機の周りには洗剤が溢れてもすぐに掃除ができるアイテムを用意しておく。

 

作業者は滑り防止の高い作業靴にする。

 

洗剤が溢れないように自動投入機を導入する。

 

という方法があります。

 

段差ではスロープをつける。

 

段差を解消する工事をする。

 

視覚的に確認できるテープを貼る。

 

他にもまだまだ労働災害に発展する危険箇所があります。

 

ぜひ、今月の技術情報入手して危険予知しませんか。

 

 

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