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2023/09/28 衣類のほとんどは廃棄されている。

おはようございます。

 

着なくなった洋服はどうしていますか?

 

なんと日本国内で衣料品は6割以上廃棄している。

 

そうです。

 

残りの3割強のうち

 

18%は古着に。

 

新たな繊維に再生されるのは17%だそうです。

 

EUでは再生繊維を使っていない製品は排除する方針で

繊維の再生は日本でも課題となっているそうです。

 

ここで問題は廃棄となる衣類を回収すること。

 

そして回収した衣類を分別すること。

 

これが大事でその回収拠点を自治体などが増やすそうです。

 

まさにその改修拠点にクリーニングって有力ですね。

 

ところでこの新聞記事の中で気になったワードがありました。

 

回収拠点の一つに

 

「制服メーカーの自社回収を促す。」

 

制服メーカーは販売先まで把握しているので

 

「廃棄を自社で回収する。」

 

これがしやすい。

 

企業も回収してもらえれば廃棄処分が削減できる。

 

でも企業が廃棄物を回収できるの?

 

その中で出てきたワードが

 

「広域認定制度」

 

初めて聞く言葉でした。

 

調べてみると

 

「メーカーが製造した製品が廃棄となった場合に自社で回収できることを認定する制度。」

 

こんなイメージ。

 

従来、企業が産業廃棄物として処理していたものをその商品をせ製造したメーカーが回収できる。

 

これを官公庁が認定する。

 

こんな認可です。

 

これ商品を製造するメーカーのみ活用できるそうです。

 

ということはこれもメーカーが回収できるのか?

 

結果はできません。

 

その理由は

 

この中に1本でも他社品が入っている可能性があるから。

 

厳密に自社の商品だけ回収ならこの制度も活用できますが

 

必ず1本は何か他社品や市販のハンガーが入ってます。

 

これが回収を妨げています。

 

他にもクリーニング店で複数のメーカー品を使っている。

 

となるとますます混ざりやすいです。

 

ハンガーの完全回収と再利用。

 

これはクリーニング店での完全分類。

 

これが課題となります。

 

これからハンガーにICチップ入り。

 

なんて商品が出るかもしれないですね。

 

となると何か他の有効活用もできるか?

 

再生回収に向けて何か新商品のヒントがあるかもしれないな。

 

 

 

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