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2022/09/30 クリーニング工場に塩は欠かせない。

おはようございます。

 

毎日このニュース。

 

「値上げ」

 

石油関連が一番多いです。

 

というわけでドライクリーニング に欠かせない

 

石油系溶剤

 

こちらがまたまた値上げ。

 

どこが頂点か?

 

見当もつきません。

 

石油が上がると

 

燃料も上がる。

 

燃料が上がると生産コストが上がる。

 

ニュースではこれも値上げ。

 

(まだ問屋からの要請はないですが。)

 

 

「洗濯で塩を使うの?」

 

「塩入れると綺麗になるの?」

 

なんて思う方もいらっしゃるかな。

 

「そういえばジーパンを買ったら塩水に漬け込む。」

 

「そうすると色が定着しやすい。」

 

なんてこと考える方も。

 

クリーニング工場で使う塩は

 

洗剤でも

 

色柄の定着でもない。

 

「水の改良」

 

これに使われてます。

 

日頃、水道から出る水には

 

ミネラル成分として

 

カルシウムやマグネシウム

 

が含まれています。

 

いわゆる硬度と言われるもの。

 

日本の水は比較的にこういった成分は少ない

 

軟水

 

と言われますが

 

ゼロじゃない。

 

これが水に含まれていると

 

クリーニング工場に欠かせない

 

ボイラー

 

ここで水を燃焼して蒸気を作っています。

 

この中でミネラル成分が固まって

 

スケール

 

という固まりを作ってしまいます。

 

これによってボイラーの燃焼効率が低下。

 

燃費が悪くなったり

 

穴を開けてしまう原因となります。

 

それを防ぐのが

 

軟水器

 

というもの。

 

軟水器で使われるものは

 

イオン交換樹脂

 

と言われるものでここを水が通ると

 

水中のミネラル成分が除去されるという機械。

 

この機械に必要なのが

 

 

となります。

 

塩は

 

ナトリウムと塩素からできています。

 

このナトリウムと水中のカルシウムやマグネシウムが

 

樹脂を通過すると

 

交換される。

 

ミネラル水がナトリウム水に変わる。

 

これが軟水器の機能です。

 

なので塩が欠かせない。

 

塩にはこんな役割があるんですね。

 

「あれ軟水器あるけど塩って入れてた?」

 

入れてなくても見た目には大きな変化は起きない。

 

忘れていてもエラーが出ない。

 

でも燃費が悪化。

 

ボイラーの寿命が短くなった。

 

そんな原因にもなります。

 

軟水器の塩

 

毎日確認してくださいね。

 

 

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