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2020/09/09 ドライクリーニングの注意点。

おはようございます。

 

今朝は曇りの広島です。

 

今にも雨が降りそうな天気。

 

今日は蒸し暑くなりそうです。

 

蒸す=湿度が高い

 

この湿度が原因でこんなトラブル発生です。

 

(今回のブログはドライクリーニング限定の話です。)

 

「ドライクリーニングで違和感のある匂いがでた。」

 

という相談。

 

現場に行ってみると

 

「確かに若干腐敗臭がする。」

 

訪問する前から予想では

 

「水」

 

これが原因ではないか?

 

と想像していました。

 

そこで溶剤中の水分濃度を測定。

 

その結果

 

「通常の10倍の水分が含まれていた。」

 

おそらくこれが臭いの原因と断定できます。

 

ではなぜこんな量の水が溶剤に入ったのか?

 

その理由は空気中の湿度。

 

これが原因です。

 

ドライクリーニングでは安全のため

 

溶剤温度を低くする。

 

これが必要です。

 

そのため、外気と溶剤タンクでは温度差が出る。

 

その差が原因で空気中に気体として存在する

 

水分

 

これが

 

気体から液体になる。

 

その液体が溶剤に混ざってしまう。

 

これが水の正体です。

 

対策としては

 

溶剤の殺菌をする。

 

今回はミズホケミカルのMZ-71という商品で殺菌。

 

そして、タオルを洗浄することで

 

除湿

 

そしてもう一つ大事なことに

 

「適正なソープ濃度の管理。」

 

これをお勧めしました。

 

ドライクリーニングで使用するソープには

 

水を抱き抱える。

 

そんな機能があります。

 

その機能が逆に水を抱きすぎる。

 

特に結露などで大量に発生する水は

 

どんどん抱き込んでしまいます。

 

なので大量にソープが含まれると

 

「大量の水が溶剤中に入ってしまう。」

 

の原因となります。

 

そこで湿度が多いこの時期のドライクリーニング対策は

 

大量のタオルを準備すること。

 

これを使ってこまめな除湿対策。

 

適正なソープ濃度の管理。

 

溶剤状態のこまめな点検。

 

それが大事です。

 

「でもソープ濃度や水分濃度って測れない。」

 

そんな場合はMCSで解決できます。

 

専門スタッフが検査キットを持参して調査します。

 

いつでも気軽に申し出ください。

 

詳しいお問い合わせはこちらから。

 

https://www.mcs-clean.net/contact.html

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