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2022/08/03 ヒヤリハットって使ってますか?

おはようございます。

 

昨日はこちらで研修。

 

「危険物取扱者保安講習」

 

なんと3時間近い講習です。

 

クリーニングの洗剤と危険物?

 

と思うかもしれないですが実は大いに関係あり。

 

ドライクリーニング で使う溶剤

 

こちらは石油系溶剤。

 

第2石油類に属性します。

 

それを販売管理するMCSは危険物の取り扱いにおいて

 

責任者

 

が必要です。

 

その責任者には免許も必要。

 

私がその資格者であり責任者でもあります。

 

3年に1回受講する義務があります。

 

3年の間に改正された法令。

 

3年間に起こった事故原因。

 

などなど危険物の扱いに関する勉強です。

 

話を聞いていると

 

これはクリーニング工場でも十分に起こり得る事故だな。

 

なんてことが紹介されてました。

 

特にドライクリーニング でも可能性がある事故に

 

「静電気による発火。」

 

確かに衣類を扱っている時に

 

「ぱちっとくる。」

 

それは静電気。

 

乾燥機から取り出す時に特によく起きます。

 

でもこれが発火になるか?

 

実はここでの静電気よりも怖い場所があるんです。

 

それは溶剤が通過する配管。

 

この中で静電気は発生しています。

 

ポンプで加圧される溶剤。

 

配管内を高速で循環しています。

 

その時にイオンに分離して

 

電極を発生させます。

 

これが静電気。

 

特に暑い時期には溶剤温度が上昇する。

 

タンク内などで溶剤は気化しやすい。

 

そこに静電気が発生すると

 

「スパークして気化した溶剤に着火する。」

 

これがドライクリーニング で火災を起こすメカニズム。

 

なので大事なのは

 

溶剤温度を高めない。

 

気化しにくい状態なら着火しない。

 

それと一番大事な対策は

 

ソープ濃度の管理。

 

ソープには静電気の原因となる

 

電極

 

これを起こさせない効果があります。

 

静電気が起きなければ着火しない。

 

特に湿度が高いこの時期は

 

機械に設置してある静電気モニター。

 

これでは適正なソープ濃度は測定できません。

 

湿度による影響がおおい。

 

なので常に管理者が適正なソープ濃度になっているか?

 

測定する必要があります。

 

もしもの事故が起きる前に

 

朝のソープ濃度測定。

 

これを習慣にしませんか?

 

「どんな方法で測定したらいいの?」

 

弊社では営業マンがそのお手伝いもしています。

 

簡易的な測定装置で瞬時に測定します。

 

(もちろん弊社提供のソープしか計測できないですが。)

 

 

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