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2023/02/25 不良率がここまでなくなる工夫。

おはようございます。

 

昨日は中小企業家同友会の日。

 

昼は見学。

 

夜は研修。

 

ダブルヘッターの勉強でした。

 

気分的には前半の見学でもう十分。

 

少々夜の勉強は逃げ出したい。

 

そんな気分でしたが参加すると

 

「こんな経営をされてるんだ。」

 

大きな刺激になりました。

 

なのでブログも二本立て。

 

今日は昨日の見学会について報告します。

 

見学先は広島県東広島市安芸津

 

ジャガイモと牡蠣で有名なところです。

 

逆にいうと何もないところ。

 

その海沿いから山を登って車で数分。

 

そこに工場がある

 

「寿木工」

 

という会社へ見学に行きました。

 

同友会メンバーらしく

 

経営理念

 

経営計画

 

これがしっかり作られている

 

そしてここは特に

 

5S活動

 

これに力を入れている。

 

なぜここまで5Sに力を入れているのか?

 

それは20年ほど前に起こったクレームが原因だったそうです。

 

こちらで製造される製品はほぼ1社の大手企業向け商品。

 

その商品で企画より数センチ長い商品を出荷してしまった。

 

さらにそのミスに二週間も気がつかない。

 

クレームになって初めてミスを知ってしまう。

 

それが原因で大手との取引がなくなるかもしれない。

 

危機的状況

 

さらにクレーム処理のために商品の入れ替えをする事で

 

1ヶ月分の販売がゼロになった。

 

この事で資金がショート。

 

倒産寸前だったそうです。

 

なんとかその危機を乗り越えたときに

 

「今、何から改善しないといけないのか?」

 

それが5Sだったそうです。

 

そのおかげで今では

 

クレームゼロ

 

完成品の不良率もこちらでは

 

%じゃない。

 

PPMで評価されてます。

 

それぐらい作業における不良が発生しない。

 

そんな作業環境になっています。

 

こちらにおける5Sとは

 

整理=捨てる

 

整頓=取り出せる

 

掃除=磨きをかける

 

清潔=3Sの維持

 

しつけ=習慣

 

と考えているそうです。

 

そして社員一人一人が常に現場の改善をしている。

 

どんな改善でも改善提案として提案書を提出している。

 

ちなみにこの提案書一枚につき500円になるそうです。

 

例えばこんなところも見える化。

 

分電盤の中って蓋を開けないとわからない。

 

酷いところは

 

開けても何かわからない。

 

こんな改善も毎日、探しているから見つかる。

 

問題点を意識しているから改善できる。

 

他にもクリーニング工場でも活かせる改善点がいっぱいの工場見学でした。

 

しかし、5Sや見える化って常に更新が大事ですね。

 

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